さて9月に入り、しかし相変わらず不安定な天気に翻弄されている今日この頃。

こちら関東では西側に比べて降雨量自体は少ない。
しかし雨は延々と降っていて表の作業が止まっている。
そんな今日は久々にガレージで作業。

フィアット500をいじるのだが、停車中、走行中を問わず室内でビリビリ音が出る。
何かの固定が甘く金属同士で当たっている部分があると思われる。
実は形にした時にも一部をタイラップで止めていたがそれでは足りなかったらしい。
そんな今日は、このビビり音の原因部分を見てみる。

DSC_3007[1]

ここはリヤシート足元のセンタートンネルである。
フィアット500はRRなので駆動系が入っている訳ではない。
手の下あたりに短い鉄のレバーがあるが、これはヒーターコックである。
要はエンジン熱をここから取り込んで室内デフロスターと前席足元に温風を送るダクトである。
そのダクトの中にワイヤーやシフトリンケージなどを通している。

DSC_3005[1]

真ん中の太い棒がシフトリンケージでワイヤーがたくさん通っている。
この機会には赤い丸の部分、黒いゴムのブッシュが付いているがこれが外れていたので付け直した。

実際にビビっていたのはむき出しのワイヤーと黒いワイヤーの間にあるグレーのパイプである。
このパイプがサイドブレーキレバーに干渉して音が出ていた。
手前に出ていたブッシュを位置に付けることでパイプが遊ばなくなった。

このパイプはフィアット500には本来付いていないパイプである。
それはブレーキブースターに繋がるバキューム配管のパイプである。
こんなに太くなくてもよいと思うが、こんなのが前まで行っている。

そもそもフィアット500にはブレーキの倍力装置、ブレーキブースターは付いていない。
後付けの機構なので本来は付いていない。

しかしこれで以前のユーザーは乗っていた割にはうるさいな、と思っていたが音の理由はあった訳だ。
その他キャンバストップフレームにゴムブッシュを自作で追加したりと音対策をした。

やっと快適性に目が行くようになったという事か。(爆

あと気になるのは全く触っていないジェネレーター、冷却ファン周りだがどうしたものか。

まぁしかし、この頃は雨続きで天気の良い日は作業をしているので全然乗れてはいない。
真夏にエアコン無しは厳しいが、ちょっと涼しくなれば乗る機会も出来るか。

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